機嫌も不機嫌もポイ!

玄関のドアを開けてから、雨が降っていることに気づいた時、ショックを受けるのは私だけでしょうか。ダンボールの荷物が届き、開封の際に指をしっかりめに切った時、ショックを受けるのは私だけでしょうか。レジの店員さんから「現金のみになります」と言われて、クレジットカードしかなく「また来ます」と顔を赤らめながらショックを受けるのは私だけでしょうか。

細かなことでショックを受ける一方で、嬉しくなることもあります。例えば、笑顔で挨拶をしてもらった時や気遣いの言葉をかけてもらった時など、様々な場面であります。

しかし、自分自身の気持ちを把握することは簡単かも知れませんが、それが自分ではない他者の気持ちをしっかりと把握できているでしょうか。さらに2歳の子どもではどうでしょうか。

ぷいっ!

海をお散歩するよー!

魚いるかなー?

空広いねー?

ん?んん?

(もう歩きたくない)

(なんで先に歩いていくの!)

 

と、勝手にアフレコをしてみました。しかし、抱っこでもなければ、一緒に歩くことでもないのです。超難問!

選択肢の全てを費やしても、この問題を攻略することが出来ません。子どもが大好きなアイス・お菓子作戦もあえなく失敗に終わりました。途方に暮れて、ただただ隣に座ること数分…。

子どもから「おうち帰ろぉ」と囁くように言ってくれました。

子どもの機嫌をなおそうと試行錯誤しながらも、頭のどこかですぐに機嫌がなおるだろう思っていた自分がいました。もっと言えば、子どもをコントロールや誘導できると考えていました。

そのような考えは大人本位の考えなのだと痛感しました。子どもには子どもの見える世界、感じる世界があるのだと感じました。子どもの視点に立って解決することも大切ですが、子どものすぐ隣で一緒に悩んでみることも同じく大切なのではないかと子育て半人前の所感を述べさせていただき、今回のブログは締めさせていただきます。

前の記事

次の記事

寝よう