絵本紹介＃5『へいわとせんそう』

今年は最大10連休のGWも終わり、楽しい思い出とともに学校やお仕事に励まれている方も多くいらっしゃるのはないでしょうか。

来年の令和7年、2025年の4月29日（火）昭和の日と5月3日（土）憲法記念日の間の3日間は平日になります。2025年のGWは、2025年5月3日(土)～2025年5月6日(火)の4連休です。難しいかも知れませんが、間の3日間休みを取れば、最大8連休のGWになります。

お寺ではGWに帰省された方が、ご家族でお墓参りにいらっしゃっていました。GWや父の日、母の日、故人様のお誕生日など、どんな機会でもごゆっくりお参りください。

『へいわとせんそう』たにかわしゅんたろう　ぶん　Noritake え　ブロンズ新社

昨今のニュースでは、ウクライナ・ロシアの戦争やイスラエル・パレスチナの戦争など多くの暗く、悲しい映像を目にします。そこに映る子どもや赤ちゃんを抱く母親は涙を流し、悲嘆に暮れている様子が映し出され、胸を締め付けられるような思いを日々感じています。

今回、ご紹介する絵本は文章を谷川俊太郎さん、絵をNoritakeさんの『へいわとせんそう』です。

見開きから、左と右のページで対比される構成になっています。簡単な言葉とシンプルな絵で平和と戦争を表現しています。日常を奪っていく戦争、失うものばかりの戦争。絵本の後半には、同じ人間であり、尊い命を授かり生まれた者同士がなぜ戦争をしているのかを考えさせられる絵本になっています。

現在の戦争、そして、未来の争いがなくなることを切に願っています。