新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年よりも寒くなく、雪が積もっていない新年を迎えました。年初めにはおせちをいただくのが恒例となっています。子どもの頃には「豪華だなぁ」くらいに思い、甘い卵焼きいわゆる、伊達巻に箸を伸ばしていたことを覚えています。
おせち料理は弥生時代に中国から伝わったことが始まりといわれ、奈良時代から平安時代の時期に定着しました。しかし、現代のような一つ一つの料理に願いが込められ、作られたのは江戸時代後期からです。例えば、数の子はニシンの卵で数が多いことから子孫繁栄を願い、伊達巻は、昔に書物が巻物にされていたことから、知識が増えることを願いおせち料理に並んでいます。予測できない未来によき願いを込め、元旦におせち料理を囲みいただく。家族や共同体の素晴らしい儀礼だなと年を重ねて、しみじみ思います。
そして、新年にいいスタートを切るために防潮堤の上で太陽の光に照らされた海を見ながら、ランニングしましたら、足の筋を伸ばしました…。
みなさんはよきスタート、よき1年になりますようにご祈念いたします!