年の瀬のご挨拶

2022年も残りわずかとなりました。ふと今年を振り返りながら、今年の反省とともに積んである未読の本を来年の自分に託そうと決めました。

振り返りますと、例年よりも外に出ていった1年となりました。

比叡山での実践布教研究会で天台宗の教義や修行(回峰行)の座学・実践、他宗との交流もあり、比較から宗派をみつめるきっかけになりました。信仰レベルでなくても、様々な宗教に知識レベルで触れることが現代の多様性を打ち出している社会にマッチすることではないかと思いました。

 

上野の森美術館で2022年11月22日〜2023年2月5日まで開催されている「兵馬俑と古代中国」に行きました。等身大の兵士や馬の俑、約8000体が地下の始皇帝陵墓付近から発見され、その内の36体が気魄ある佇まいで上野の地に。「始皇帝に仕えるはずなのになぜ日本に!?」と思っているような表情はさておき、当時の中国の文化・宗教的な死生観、あるいは始皇帝の死生観について関心が湧いたところで展示を見終わりました。

最後に今年は仏前式を執り行うことができました。そこまでには多くの方々とご縁でつながり、ご協力とご支援をいただいたからだと思っております。仏前式に参列しているかしていないかは関係なく、全てに感謝する機会をいただき、その得た想いで日々精進する決意とさせていただきました。

 

来年も活動し続けるような年になれればと思います。

 

ご縁に感謝いたします。

今年も毒にも薬にもならないブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。

直接、お寺にご理解、ご協力いただいている方々にもこの場で御礼申し上げます。来年こそは世界が平和な1年になりますことと合わせて、皆様方のご健康とご発展をご祈念いたします。

ありがとうございました。よい年の瀬をお過ごしください。

次の記事

新年のご挨拶