坐禅のヒントに?

青森や道南の記録的な大雨の被害が心配される中、お盆に入りました。家に水や泥が入り、復旧作業に追われている状況だと推測いたします。1日でも早く穏やかな日常に戻れますように願っております。
呼吸と姿勢を整える
今回は『Tarzan特別編集 呼吸と姿勢を整える』のご紹介を兼ねた坐禅にも援用できることをみていきたいと思います。
まず、この本書の表紙のタイトルとは別に強調されているのが「正しい呼吸ときれいな姿勢でカラダ快適!」です。
本書の目的はカラダの構造の知識を学び、ストレッチやトレーニング、置かれた環境を少し変えてみるような実践を通して日常生活を「よりよく」過ごすことである。
その「よりよく」とは?
本書で取り上げているメリットは次の項目にある。
①日常の動作が楽になる
②集中力が増す
③健康寿命が伸びる
④ストレスリリースにつながる
⑤腹が凹む
⑥運動能力が上がる
とりわけ興味のあるものがあればAmazonのKindle版(電子書籍)で657円で手に入ります。
なが〜く吐いて、ココロを穏やかに
「自律神経の乱れは呼吸で整える」と記載されているように坐禅も呼吸を大切にする。
しかし、これまでの坐禅指導では「吸う息が◯秒で〜吐く息が◯秒で〜」などといった呼吸に関する具体的な説明をしている方はあまり見られない。
ここでは呼吸をコントロールすること、つまり意識的に呼吸をすることでココロを穏やかにできると説明されている。
実践として吸う息よりも吐く息を長くすることで安静時に活性化する副交感神経の数値が呼吸前、呼吸中、そして呼吸後と次第に上がっているのである。
坐禅におつまみ援用
上記の他にもデータを用いた科学的なアプローチや人体の不思議展のような骨と筋肉を学び、理想的な立ち方と座り方などが紹介されています。
現代では坐禅は無所得と言われるものの、目的や方法など試行錯誤を繰り返しながら様々な坐禅を実践することも必要なのではないかと思います。
ご興味があればご一読をおすすめいたします。