東京禅僧茶房2024

1年の計は春にあり
1月の計は朔(ついたち)にあり
1日の計は鶏鳴(けいめい)にあり
この言葉は毛利元就が語ったとされており、「1年の計は元旦にあり」という言葉の由来とされています(諸説あり)。鶏鳴というのは鶏が多く鳴く時、つまり明け方のことを意味します。
この言葉は何事も最初が肝心であるという戒めです。また1日いちにちの大切さも同時に伝えているのではないでしょうか。一瞬の積み重ねが1日となり、1日の積み重ねが1月になる、1月を12回積み重ねれば、1年になります。未来過去に振り回されずに「今」を大切にするというのは仏教の大切な生き方です。そのような意味合いも少なからず含まれているのかなと感じました。
東京禅僧茶房2024
私が現在所属している曹洞宗総合研究センターの「Shojin-Project」が主催で毎年この時期になると開催するのが「東京禅僧茶房」です。
例年では
東京禅僧茶房2019「お坊さん的人付き合いのススメ」(「つながり」を考えるワークショップなど)
東京禅僧茶房2020「やさしいココロ つながるカタチ」(苔テラリウム作りなど)
東京禅僧茶房2023「ひとつの光 たくさんのつながり」(オリジナルキャンドル作りワークショップなど)
テーマを決めたワークショップや坐禅、写経、無料のドリンクを用意して、居心地の良い空間作りを目指して活動してきました。
そして、今年は
東京禅僧茶房2024「香りで紡ぐ 言葉と想い」です。
ワークショップは「文香(ふみこう)ワークショップ」!(要予約・参加費1,000円)
文香とは、お香をお手紙や名刺入れなどにしのばせて香りを楽しんでいただくもの。 お相手が好きそうな香りを考えながらお香を調合していただき、色とりどりな和紙で包んでオリジナル文香を作製します。また、自分用に写仏を施した和紙で「おまもり香」もお作りいただきます。定員に達し次第、締め切りとなりますので、ご予約はお早めに!ワークショップだけ事前予約制で1,000円かかります。
※Shojin-Projectとは、
曹洞宗総合研究センターに所属する青年僧侶グループです。今まで仏教や禅が身近では無かった方や、興味はあるけれどもあと一歩近づくことが出来なかったという方に向けて、明るく楽しくわかりやすくさまざまな活動をおこなっています。
開催概要・申込
日時:2024年 2月16日(金)〜18日(日)
10:00~17:00
会場:曹洞宗 萬亀山 東長寺 檀信徒会館「文由閣」
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-24-3
「曙橋駅」「新宿御苑駅」「四谷三丁目駅」各駅より徒歩8分
※ご来場には、公共交通機関をご利用ください。
企画
・文香とおまもり香づくりのワークショップ
(下記URLより要予約。参加費1000円は被災地支援に全額寄付いたします)
・坐禅体験(無料)
・カフェスペース(無料)
◆ワークショップ
午前の部10:15~11:45
午後の部14:00~15:30
お香の調合
包み紙の写仏
折り込み作業
メッセージ(一筆せん)作成
お申し込み
https://zensosabo2024.peatix.com/view
◆イス坐禅体験
1回につき20分(説明時間をふくむ)
※随時受付
※状況に応じて、お待ちいただく場合がございます。
◆イベント詳細
https://www.kokuchpro.com/event/zensosabo2024/