香川お遍路七ヶ所まいり①

夏を感じさせる日の照りと日の長さを感じるようになってきました。外が暑すぎるため、カフェに立ち寄り、アイスラテを頼み、席に着くと冷房が効きすぎて、ホットを頼みたくなったことがあるのは私だけでしょうか。

実践布教研究会

6月28日〜30日に公益財団法人 仏教伝道協会主催の実践布教研究会に参加いたしました。昨年の比叡山での研究会に引き続き2回目です。

仏教伝道協会実践布教研究会:https://www.bdk.or.jp/bdk/keimo/mission.html

今回は、香川県善通寺で行われました。

香川県西部にある善通寺は、弘法大師空海が生まれたお寺です。774年に生まれた空海は今年で1250年にを迎えました。

今年は1250年という節目の年もあり、お忙しい中お邪魔させていただきました。

善通寺の伽藍の荘厳さと迫力に圧倒されました。上の写真の日露戦争の戦勝を記念して明治41年(1908)に再建された南大門。特に下の写真の国の重要文化財の五重塔。倒壊、焼失により再建を繰り返し、明治35年(1902)に完成した現在の五重塔は、4代目だそうです。とても興味深い特徴として、「懸垂工法」です。塔の中心には心柱が通っています。いわゆる、大黒柱のようなものです。それが塔全体を支える重要な部分のはずが、善通寺の五重塔の心柱は、地面から浮いていました!6センチほど浮いていたと思います。善通寺のお坊さんによれば、木の特性を考え作られており、近い将来に地面に心柱が届き、完成するそうです。まだ未完成の五重塔。宮大工のロマンを感じます。

そして、境内に存在感を放ち、香川県の天然記念物に指定されているお大楠(おおくす)。弘法大師のご誕生より生い茂っていたことから、1250年以上の樹齢を誇るとされ、弘法大師の成長を見守り続けた御神木。圧巻、そして、圧巻でした。ちなみにどこから始まったのか恋愛のパワースポットとも言われているそうです。

まだまだ書きたいことがありますが、今回はここまで…。

次回、「お遍路七ヶ所まいり」をお伝えいたします。

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