正法寺にて開山忌・思實忌をお勤めして

正法寺へ
6月14日、岩手県奥州市にあります大梅拈華山圓通正法寺にて、御開山・無底良韶禅師の開山忌が厳修されました。
あわせて、正法寺五十六世・紹悦興隆大和尚の思實忌、二十三回忌の法要もお勤めされ、私もご一緒にお参りさせていただきました。
正法寺は、自然に囲まれたとても美しい御寺です。法要の前日には境内に熊の目撃情報もありながら、細心の注意を払いながらお勤めさせていただきました。
青々とした木々に包まれ、心地よい風が伽藍を通り抜ける中でお参りをしていると、自然と心が落ち着き、同時に身の引き締まるような思いがいたしました。
そのような場所で、御開山さまをはじめ、正法寺を守り伝えてこられた祖師がたへのご供養に加えていただけたことは、本当にありがたいことでした。
満福寺と正法寺、そしてご縁
満福寺にとって、正法寺は大変ご縁の深い御寺です。
満福寺の本寺は新月の宝鏡寺であり、その宝鏡寺の本寺が正法寺にあたります。つまり、満福寺の法の流れをたどっていくと、正法寺へとつながっていきます。
そのことを思うと、今回の法要は、ただ一つの法要に参列したというだけではなく、満福寺につながる大切なご縁を、あらためて感じる時間でもありました。
法要はとても荘厳にお勤めされました。
お経の声が堂内に響き、お香の香りが静かに広がる中で、これまで仏法を伝え、守り、今へとつないでくださった方がたのご恩を思いました。
今、私たちが手を合わせることができるのも、決して当たり前のことではなく、たくさんの方々の歩みと願いがあってこそなのだと感じます。
そして、このたびの法要では、多くの和尚様がた、檀家の皆さま、参拝団の皆さまともご一緒させていただきました。
同じ場所で、同じ時間を過ごし、同じように手を合わせる。
その一つひとつの出会いが、少しずつ重なって、ご縁が深まっていくように感じました。
このたび正法寺でいただいたご縁を、これからも大切に重ねていきたいと思います。
そして、祖師がたへの報恩の思いを胸に、満福寺での日々のお勤めにも、丁寧に励んでまいります。

